レーザー発振 |
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媒質にエネルギーを供給し、共振器内で光を反射・増幅させて、強いコヒーレント光(レーザー光)を発生させること。 |
可視光 |
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電磁波のうち、人の目で見える380~780nmの波長範囲の光こと。波長が短い順に紫・藍・青・緑・黄・橙・赤と呼びます。 |
スペクトル |
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分光器を通すことで得られる電磁波の波長毎の強度分布のこと。活性層の化合物半導体材料や設計でスペクトルが異なります。 |
コヒーレント |
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光が持つ性質のことで、波同士の干渉しやすさ(位相の揃い具合)を表したもの。レーザー光はコヒーレントな光の代表例です。 |
ビームモード |
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半導体LDから出力された光の形状とスペクトルの分布のこと。単一横モードと、多重横モードがあります。 |
単一横モード |
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ビーム形状が楕円形でスペクトルが中心に集中しているモード。ビーム品質は良いが低出力です。シングルモードともいいます。 |
多重横モード |
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ビーム形状が楕円形または複数の円形であり、波長スペクトルのピークが複数存在しているモード。マルチモードともいいます。 |
絶対最大定格 |
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半導体LDの駆動時に絶対に超えてはならない限界値のこと。瞬時でも超えると半導体LDの破損や著しい性能低下を招きます。 |
光出力 |
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半導体LDから取り出される光の量。出力方式の違いで直流光出力とパルス光出力に分けられます。 |
WPE |
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電力変換効率。半導体LDの発光効率を表す指標のこと。ウォールプラグ効率(Wall-plug efficiency)の意味。単位は%。 |
周囲温度 |
Ta |
半導体LD周囲の大気温度のこと。高温状態が続くと半導体LDに影響が出てくるので、周囲温度を低く保つことが大切です。 |
ケース温度 |
Tc |
CANステムやフレームの温度。仕様書で測定位置を定めています。半導体LDが通電している状態の温度(動作温度)も同義です。 |
ジャンクション温度 |
Tj |
熱源であるレーザーチップの温度。周囲温度とケース温度を制御して、ジャンクション温度を低く保つことが大切です。 |
熱抵抗 |
Rth |
放熱性能を評価する指標で熱の伝わりにくさのこと。周囲温度~ケース温度間の熱抵抗が高い、のように使われます。 |
しきい値電流 |
Ith |
半導体LDが光を放射するために必要な最小電流のこと。しきい値電流を超えると放射される光出力が急激に増加します。 |
動作電流 |
Iop |
半導体LDが正常に動作するために必要な順方向電流 のこと。光出力との相関をみる「I-Lグラフ」でよく使われます。 |
動作電圧 |
Vop |
半導体LDが正常に動作するために必要な順方向電圧 のこと。動作電流との相関をみる「I-Vグラフ」でよく使われます。 |
順電流 |
If |
半導体LDの極性にあわせて電圧を印加した際の電流のこと。順方向電流ともいいます。 |
順電圧 |
Vf |
半導体LDの極性にあわせて印加した電圧のこと。順方向電圧ともいいます。 |
ピーク発振波長 |
λp |
半導体LDが光を発振する際に、最大の発光強度を示すピーク時波長のこと。 |
ビーム広がり角 |
θ//, θ⊥ |
半導体LDから放射された光について、ピーク強度の半分の幅を表したもの。θ//は水平方向、θ⊥は垂直方向を表します。 |
放射光軸ずれ位置 |
⊿x, ⊿y, ⊿z |
レーザーチップ位置のx,y,z方向のずれを表したもの。⊿x,⊿yはパッケージ中心からのずれ、⊿zは基準面からのずれ。 |
放射光軸ずれ角 |
⊿θ//, ⊿θ⊥ |
基準面に対する光軸のずれを表したもの。⊿θ//は水平方向、⊿θ⊥は垂直方向を表します。 |
スロープ効率 |
ηd |
レーザー発振領域における、単位駆動電流当たりの光出力の平均増加値のこと。「I-Lグラフ」における傾きに相当します。 |
キンク率 |
K-LI |
動作電流と光出力の相関で、途中で曲がって傾きが変わること。当社は光学設計に影響が少ない範囲で仕様書で定義しています。 |
干渉パターン強度比 |
α |
レーザー光のコヒーレント性を表すパラメータのこと。干渉縞を形成した際の明瞭度の減衰率で表します。 |