レーザー事業
シャープの半導体レーザーは、1960年に研究開発を開始して以来、研究開発と量産実績を積み重ね、長年培った豊富な経験と技術をベースとして、コアとなるレーザーチップは全て国内の自社工場で開発生産を行い、青紫色・青色・緑色・赤色・近赤外の幅広い波長展開に加え、低出力からワットクラスの高効率半導体レーザーを多数ラインアップしてきました。
半導体レーザーは、高い発光効率を有し、省エネルギー化に貢献できることから、レーザー加工・レーザーダイレクトイメージング・レーザーマーキング・光学センサ機器などのIndustry用途や、プロジェクター・ARグラス・照明などのDisplay/Lighting用途など、多岐にわたる応用製品に広く採用されています。
今後も、半導体レーザーにおける長年の経験と技術力を活かし、さらなる高効率の製品を開発しご提供することで、お客様のニーズにお応えするとともに、よりいっそうの技術革新と高効率化により、カーボンニュートラル社会の実現にも貢献していきます。
シャープ半導体レーザーの歩み
1960 | 天理研究所にて半導体レーザーの研究開発を開始 |
---|---|
1981 | 世界初 CD用赤外レーザーの量産化に成功 |
1992 | 業界初 MD(ミニディスク)用ホログラムレーザーを量産化 |
1998 | 業界初 DVD-ROM用小型薄型ホログラムレーザーを量産化 |
2002 | 半導体レーザーの拠点を三原事業所に移転 |
2008 | 業界最高水準 BD用高出力青紫色レーザーを量産化 |
2013 | ディスプレイ用赤色レーザーを量産化 |
2014 | 業界初 高出力アイセーフ赤外レーザーを量産化 |
2016 | 高効率青色レーザーを量産化 |
2017 | 半導体レーザーの拠点を福山事業所に集約 |
2017 | 高効率緑色レーザーを量産化 |
2018 | 業界最高出力 Single mode緑色レーザーを量産化 |
2019 | 業界最小クラス 超小型RGB 3in1パッケージを開発 |
2021 | 加工・LDI向けに高出力の青色レーザーと青紫レーザーを量産化 |
応用用途
-
Industry
- レーザー加工
- レーザーダイレクトイメージング
- レーザーマーキング
- 光学センサ、検出器
-
Display / Lighting
- スマートグラス
- プロジェクター
- ステージライト
- レーザー水準器(墨出し器)
Medical / Beauty / Agriculture
- 高出力レーザーモジュール
Automotive
- ランプ
- ヘッドアップディスプレイ